下文

72話　夢の眷族

焦るヤギさん（何をした！？　なぜ…）（俺の右腕が吹き飛んだのだ！？）
「……ッ」池「悲鳴一つあげんか！　面白い！！」「だがどうだ？己の腕で自慢の剣技を味わった気分は？」
青ざめるヤギさん「どういうことだ…」　ニッと笑う池「空間を捻じ曲げた」汗だらだらなヤギさん「…な……」
「お前の放った剣圧をお前の前方から側面につないだ　簡単なことだ」右腕を押さえるヤギさん（か…簡単なことだと…！？）
夢神「もういいだろうイケロスよ　その男放っておいても出血多量でいずれ死ぬ　捨て置け」「…ああ」パンダ「この腕もらうわね聖闘士さん」
ヤギ「クッ……」（腕一本失せたくらいで聖闘士が引き下がると思うな…！　ヒュプノスの結界の場所　なんとしても聞き出してみせる！！）
池に後ろから不意打ちを仕掛けようとするヤギさんだが空間を捻じ曲げられ池のカウンターホームランで空のかなたへ吹っ飛ぶ。
「フン　他愛もない　黄金聖闘士でもこの程度のものか」「青銅のペガサス捕獲など造作もない　せいぜい丁重に迎えるしよう」

一方人馬宮
アテナと族長が密談中。四神について族長が語る「配下…ヒュプノスの兄弟とも子供とも言われる四神のことですね？」「さようです」
信託を司る夢神オネイロス·獣の姿で恐怖症を司るイケロス·非現実を司る仮像者パンダソス·王や永遠の夢を司る造形者モルペウス。
族長と教皇の指示で二神の調査をしていたシジフォス、調査の過程で彼は四神の存在に気づきこの人馬宮に多くの資料を残した。
おそらくそれがヒュプノスがシジフォスを疎んだ理由でありシジフォスの魂は夢界に囚われた。ちなみにシジフォスは人馬宮の奥で聖衣装備付けたまま台座に座って睡眠中
「冥界が人を罰する場所とすれば夢界はいわば牢獄　そこに囚われた者は転生することもかなわず未来永劫眠り続ける」「ハクレイ…では…」
「ええ　おそらく次にペガサスの前に立ちふさがるのは　四神が守る夢界という障壁！！」「この四神を退けぬ限りヒュプノスも姿を現すまい」
「ええ　彼らはこの機にペガサスの捕獲に全力を向けるでしょう　わかりました私たちも可能な限り夢界を破る方法を考えましょう」
（だからテンマ　無事でいて）

走る三馬鹿
「大丈夫かテンマ　霧が出てきたが…」「ああこの辺りなら庭みたいなもんさ」「お前の故郷かァ…いい記憶ねえんだよなァ」「そういうなよ俺だって…」
「…いや　何でもないや」（もうすぐ視える　最後に見た炎に包まれたあの街）（滅ぼされた俺の故郷！！）
そんなメランコリンテンマの頭上にオネイロスがふらりと飛んできてなにやら木の枝でテンマの頭をトンと叩く。
森を抜けテンマが見たものは何事もなく無事な村だった「……え　どうして……？」そしてテンマの後ろに現れる四人の神。

■消滅したかつての故郷が眼前に…。テンマ、夢界に囚わる…！？

手带木姐姐您终于想起来您还画了个黄金叫希绪弗斯了么OTL，俺还以为从那一箭之后可怜的射手座又要重复背后灵的命运了T-T，无论如何，这次一定要消灭几个敌人再退场啊，双鱼和巨蟹都已经相继平反了，排队也该排到俺们射手座了吧><

顺便哀悼下刚两话就有领便当危险的前代山羊座囧囧囧